9条改憲阻止の会

2019年参議院議員選挙にあたって よびかけ

 9条改憲阻止の会は、3日に開かれた定例運営委員会で7月21日投票の参議院 議員選挙にあたり、次の呼びかけを行うことを決めました。 以下の文書をご一読のうえ、ご賛同いただき、広く拡散していただければ、 幸いです。よろしくお願いいたします。

 参議院議員選挙が7月4日に公示され、7月21日に投票日を迎えます。
 安倍首相は、「憲法のあるべき姿について議論をするのか、しないのかを問 うのがこの参院選だ」と述べ、この参議院選挙の争点が憲法改正であるかのよ うに振舞っています。2017年5月に、唐突にも、自衛隊を憲法に書き込む憲法改 正案を打ち出したにもかかわらず、今日に至るまで自民党案にさえなっていま せん。
 私たち9条改憲阻止の会は、憲法連続討論会を続け安倍改憲案などについて 検討を加え、改憲反対木曜行動として国会前での座り込みを続けてきました。 憲法についての議論は望むところです。憲法連続討論会で私たちが得た結論は、 装備においても、指揮運用においても米国に依存した自衛隊を憲法上の機関と して認めることはできないということです。まず日米安保体制によって米軍に 支配させている自衛隊を、自衛のための最低限度の実力組織にもどし、改めて 自衛隊の存在意義についての議論をすべきです。私たちの中でも自衛隊の今後 については意見の相違がみられるとことですが、まず、自衛隊を米軍の支配下 から国民のコントロールのもとに取り戻すことが必要であることについては一 致しています。
 ここで、私たちは、そもそも首相が改憲に言及することそのものが憲法に違 反することを改めて強調しておかなければなりません。公務員の憲法尊重擁護 義務を持ち出すまでもなく、立憲主義を理解していれば、首相在任中に憲法改 正を口にすることはできないはずです。憲法の役割を理解していないと言わざ るをえません。
 憲法についての議論はおおいに行うべきですが、それは国会議員が主導し、 ましてや権力の座にある首相が主導するものではありません。
 ここで、私たちは、今年の通常国会で予算委員会が開会されたのが、衆参あ わせてわずか計32日だったことを思い起こさなくてはなりません。これは 2012年の第2次安倍内閣政権発足後最少です。安倍内閣が議論を避けてきたこ とを象徴する数字です。論戦を避け、さまざまな失敗や失態を他人のせいにす る安倍内閣の姿そのものです。議論を避けているのは安倍自民党です。アベノ ミックスなるものの化けの皮が次々にはがされ、見せ場であったはずのG20も、 直後の6月30日に行われた板門店でのトランプ米大統領と金正恩朝鮮労働党委員 長との会談に世界の耳目を奪われ、「外交の安倍」が霞んでしまいました。安 倍外交の中身のなさが明らかになってしまったのです。中国や韓国、そして米 国との間の「貿易摩擦」の解消、消費税値上げにともなう景気の後退など多く の難問についての解決策を示さぬ自民党に対してここでNO!と言わなければなり ません。安倍改憲を阻止するため、市民連合と立憲野党4党1会派の政策協定 にもとづく「1人区」での野党の議席の獲得に協力し、複数区ではそれぞれが支 持する候補者を応援し、安倍自民党とそれに追随する公明党の議員を一人でも 多く落選させるよう力を尽くしましょう。
               2019年7月3日 9条改憲阻止の会 運営委員会

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